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住宅ローン。40代には特別な意味がある。

2026.07.03

シンプルな暮らし ライフプラン

家を建てるタイミングは、人それぞれ

結婚したから。子どもが生まれたから。家賃がもったいないから。どれも間違いではありません。しかし私たちは、もう一つ大切な視点があると考えています。それは、「人生の残り時間」と「お金」のバランスです。住宅ローンは、家を買うための仕組みではありません。これから何十年という人生の時間を、どう使うかを決める選択でもあります。だからこそ、40代という年代には特別な意味があります。

住宅ローンの多くは、完済年齢を80歳前後に設定しています。40代であれば35年という選択肢がまだ残されていることが多く、毎月の返済を抑えながら、暮らしに余白を残す計画が立てやすくなります。一方で、50代に入ると、借入期間は短くなり、毎月の返済額は大きくなります。同じ家を建てても、家計に与える負担は変わってくるのです。ここで考えていただきたいのは、「いくら借りられるか」ではありません。

どれだけ自由を残せるか。

この視点が重要です。家を建てたあとも、旅行に出かけたい。子どもの夢を応援したい。好きな家具を少しずつ迎えたい。美味しい食事を楽しみたい。そして、年齢を重ねても、「この家で暮らして良かった」と思える毎日を送りたい。そのすべては、住宅ローンに追われない暮らしの中で生まれます。だから私たちは、「大きな家」よりも、「ちょうどいい家」をおすすめしたいのです。

暮らしを豊かにするために、本当に必要なものを選び抜くこと。

だから、家は「足す」よりも、「整える」。広さを競うのではなく、心地よさを磨く。その結果として、人生には時間が生まれ、お金にも余白が生まれます。40代は、仕事の経験も積み、家族の価値観も見えてくる年代です。何を持つかより、何を大切にしたいかが、少しずつはっきりしてくる。だからこそ、この年代は、自分たちらしい住まいを選べる最後の成熟したタイミングでもあります。

40代は35年間の住宅ローンを組める最後の年代なのではありません。住宅ローンに人生を支配されず、これからの人生を自分たちらしく設計できる、最後の最適な年代。私たちは、そう考えます。だからこそ、40代という大切な節目に選ぶ住まいは、これからの人生に、余白を残す住まいであって欲しいと願っています。