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家づくりにおける定額制の本質

2026.08.06

シンプルな暮らし

家づくりは、本来、とても幸せな時間であるはずです。

それなのに、「最終的にいくらになるのだろう。」そんな不安を抱えながら進める家づくりは、決して少なくありません。設備を選び、素材を選び、理想を一つ叶えるたびに、少しずつ増えていく金額。気がつけば、予算を守るために、本当に大切にしたかったものを諦めてしまう。

私たちは、その家づくりに違和感を持っていました。だからsmall styleは、定額制という考え方を選びました。それは、安く建てるためでも、価格だけを売りにするためでもありません。住まい手が金額を気にすることよりも、「どんな暮らしをしたいか」を安心して考えられる時間を守りたい。そのための定額制です。

そして、定額制で採用している仕様にも、私たちなりの想いがあります。私たちの都合で仕様を決めたのではありません。これまでのお客様が選び続けてきた答えを、次の住まい手へ受け継いでいる。そんな想いで、一つひとつの仕様を標準としています。

私たちがこれまで数多くの住まいを設計する中で、多くのお客様に選ばれ、暮らしの中で支持されてきた素材や設備、ディテールがあります。その一つひとつを見つめ直し、本当に必要だと感じたものだけを標準仕様として選び抜きました。

定額制だからといって、建築家の世界観を妥協することはありません。

むしろ、その世界観を変わらず実現するために、一つひとつの仕様を丁寧に磨き上げてきました。私たちがが大切にしてきたのは、素材そのものではなく、その素材がつくり出す空気感や佇まいです。だから標準仕様は、コストを優先して選ばれたものではありません。

私たちが思い描く住まいの美しさを、どの一棟でも変わらず表現できるものだけが選ばれています。流行に左右されるものではなく、時を重ねるほどに美しく感じられること。見た目だけではなく、日々の暮らしに自然と馴染み、心地よく使い続けられること。そんな積み重ねが、small styleの定額制を支えています。

つまり、定額制でご提案する仕様は、「あらかじめ決められたもの」ではなく、経験と、多くの住まい手の想いによって磨かれ、選ばれ続けてきた、一つの答えです。

だからこそ、初めて家づくりをされる方にも、安心してお選びいただけると私たちは考えています。家づくりは、お金の計算を繰り返す時間ではなく、未来の暮らしを思い描く時間であってほしい。

休日の朝、家族で囲む食卓。窓から差し込むやわらかな光。季節の風を感じるリビング。子どもたちの笑い声。そんな何十年もの暮らしを、心から楽しみながら描いてほしい。そのために、私たちは価格だけでなく、仕様にも、設計にも、安心という価値を込めています。

定額制とは、価格を決める仕組みではありません。small styleが積み重ねてきた経験と、多くの住まい手が選び続けてきた答えを、一つの安心というかたちにした家づくりです。