コラムColumn

スイッチ問題

2026.03.17

定額制

建築家で家を建てる場合、基本設計が固まると大まかな工事金額が弾かれ、予算に収まっていれば実施設計に取りかかるのが通常の流れとなります。多くの方が予算ギリギリま建物や設備を大きく計画してしまい、ここで予算を使い切ってしまいます。当然後半に待っている実施設計では予算を抑える前提で設計が進んでいきますが、それでも予算は大きく高ぶれしていってしまうのが建築家住宅の泣きどころと言えるでしょう。

そして実施設計で一番最初にグレード(価格)を抑えられる場所はスイッチやコンセント周りとなります。室内の壁の仕上げは素材で大きく表情が変わるポイントになるので、建築家は少しでも良いものを使いたい。そこで一番最初に入るメスがスイッチ・コンセント周りとなるわけです。

たかがスイッチ・コンセントを変えただけでそんなに金額が下がるのかと疑問に思われる方もいると思いますが、建築家住宅ではあえて機能以外にデザインも求めます。いくら空間をデザインしてもスイッチ一つで大きく崩れてしまうケースがあるからです。私的には壁の素材を落としてもスイッチにはもっと気配りが必要だと思っています。余計な物を削ぎ落としたシンプルなデザインだからこそ細部の商品デザインにはこだわる必要があります。

建築家が良く使う代表的なスイッチとしてJIMBOというメーカーがあります。一般のスイッチと比べると金額は1軒全てJIMBOの商品にした場合、数十万の金額差が出てきます。この金額差は実に大きいと言え、建売りやローコスト住宅でJIMBOを使っている現場を見たことがありません。一番最初に予算を削られる箇所がスイッチであることの何よりもの証拠だと言えます。

しかし建売りやローコスト住宅では通常使われている安価なスイッチは多くの現場で使われ流通されている物なので、簡単に壊れる物でもなく普通に長い期間利用して頂くことが可能です。

しかし建築家住宅ではあえて機能以外にデザインも求めます。いくら空間をデザインしてもスイッチ一つで大きく崩れてしまうケースを多く見てきました。私的には壁の素材を落としてもスイッチにはもっと気配りが必要なんだと思っています。余計な物を削ぎ落としたシンプルなデザインだからこそ細部の商品デザインにはこだわる必要があります。

small styleではシンプルなデザインだからこそ細部のデザインにもこだわります。ちょっとした妥協は削減した金額のメリットを大きく超えるデメリットとなり得ると思ってます。そう言ったこだわりの商品を一つ一つ厳選し、small styleでは金額とデザインを考慮しPanasonic製のスイッチを選んでいます。

Panasonicのスイッチ SO-STYLE
https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/haisen/switch_concent/so_style/

SO-STYLEのスイッチの無駄のないシンプルなデザインが私達が作るシンプルな空間に同調し静かに主張します。定額制住宅であっても細部の商品にこだわること。私達が心がけている家創りです。